この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
高齢者が近所に駐車してある自動車の一部分(共通した一部分)を損壊してまわった事例です。実際の被害は、10台以上あったと思いますが、被疑者勾留の対象は、そのうちの数件でした。
解決への流れ
検察官に連絡して、被害者の連絡先を教えてもらい、とりあえず被疑者勾留の対象となっている被害者について示談しました。それ以外の被害者についても、別途民事的に示談する予定であることを伝えて、最終的に略式命令(罰金)となりました。
このケースでは、配偶者の協力も得られ刑事事件としての処理は比較的容易でした。ただ、本件事件の根は、依頼者自身に何らか認知的な問題を生じていた可能性があることです(もちろん、通常の会話はできました。)。その点についてのフォローが十分できたかというと課題として残ります。司法と福祉が関連する分野かもしれません。