この事例の依頼主
20代 男性
相談前の状況
以前からクレジットカードを使用しある程度の借り入れはありましたが、給料の範囲内で支払いはできていました。ところが、突然体調を崩した為、転職せざるを得なくなり結果、収入が減少して支払いが困難になった。そのため、しばらくは銀行ローンなどから借り入れて返済を続けていたものの、最終的に新たな借り入れも難しくなり、借金の返済はもちろん、家賃等の生活費の支払も困難になり債権者からの取立ての電話に耐えられなくなってしまいました。
解決への流れ
特に自己破産をすることにデメリットがなく、この先、返済をしていくのも困難な為負債をゼロにできる自己破産の手続を選択することにしました。弁護士が受任通知を債権者に送付した段階で債権者からの督促は停止し、毎月の返済も行わなくてよくなることから、相談後すぐに借金の返済に悩まなくても済むようになりました。その後、無事に裁判所で破産の手続も完了し、借金もゼロになり人生の再スタートを切ることができました。
借金などの支払いができない状況を放置すると、給料や預貯金が差し押さえられ、住居からの退去を要求されるなど、ますます状況が悪化する場合があります。自己破産をする場合、クレジットカードの利用ができなくなるなどのデメリットもありますが既に家賃など生活に欠かせない部分の支払いができなくなっている場合自己破産以外では生活の再建が困難な場合も多いです。ご相談者の方の生活の再建を最大限に考えると、自己破産手続をせざるを得ないと判断しました。