この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
千万円単位の借金がありました。住宅ローンが残っている自宅があり、自宅を残したいというご希望がありました。借金の返済と住宅ローンの返済がぎりぎりの状態で、困っておられました
解決への流れ
収支や財産の状況を把握し、個人再生手続きを利用し、住宅ローンを支払いつつ、借金の整理を行うことが可能であるという見通しを立てました。そのうえで、慎重に、個人再生手続の申し立てを進めていきました。結果的に、個人再生手続により、借金は3年で十分に完済可能な程度に減額され、住宅ローンを従前どおり支払い、住宅を残すことができました。
個人再生手続の利用には、実現可能な再生計画を具体的に立てることができるかが重要です。本人の収入のみでは不安な部分があったため、他の家族の収入や親族からの援助等も加味して、実現可能な再生計画を立てるよう努めました。