この事例の依頼主
女性
相談前の状況
比較的婚姻期間が長めのご夫婦です。依頼者は長年の夫の横暴に耐えてきました。夫は近々退職する予定でした。
解決への流れ
離婚を決断し、まずは別居するところから始めました。何度かの調停(不成立)を経て、最終的には離婚訴訟になりました。この時点で夫は退職していました。最終的には離婚自体に争いはなく、財産分与が主な争点となりました。財産の開示や主張の方法を工夫した結果、相手方が自宅を取得するのと引き換えに相手方に支給された退職金の大部分を取得することができました。
離婚には、結婚の5倍以上のエネルギーがかかると思われます。なかなかご本人だけでは乗り切れませんし、相手に弁護士がつけば相手のペースで物事が進みかねません。それなりの費用はかかりますが、離婚を決意したら弁護士に相談し、依頼することをお勧めします。当事務所では依頼者から丹念に事情を聴取し、時にはカウンセリング的なアドバイスもさせていただいております。