この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
サラリーマンの50代の男性が、住宅ローン2000万円、サラ金・信販会社から7社合計で500万円(月15万円の返済)の借金を負っていた。どうしても自宅は手放したくないので、自己破産は回避しつつ、支払いを楽にしたいという希望であった。
解決への流れ
個人再生手続を申し立て、その結果、サラ金・信販会社からの500万円の借金を200万円に減らして、利息もカットされ、3年間で月約6万円の返済となった。自宅も手放さずに済み、住宅ローンは最初の3年利息のみの支払いとなり、4年目から元利金の返済となった。
サラリーマンのように安定した収入がある人の場合で、住宅ローンが残っているけれども自宅はどうしても手放したくないという場合、個人再生が適しています。個人再生手続には、給与所得者等再生手続と、小規模個人再生手続の2種類がありますが、この人の場合は債権者の同意がいらな前者を選択し、無事借金を減らすことができました。サラ金や信販会社からの借金は総額が5分の2になるだけでなく利息もカットされますので、実質上はそれ以上の減額となりました。住宅ローンについても、サラ金・信販会社への3年間の支払いの間は利息のみにしてもらうことが可能となり、かなり返済は楽になったと思います。