この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者であるAさんは、交通事故によって足首を骨折し、1年近く治療やリハビリを続けたものの治癒せず、12級の後遺障害が認定されました。保険会社がAさんへ提示した賠償額は約400万円であり、Aさんの症状や収入からは明らかに低額であったため、賠償額の増額交渉をご依頼いただきました。
解決への流れ
Aさんは転職して数ヶ月で事故に遭っていたため、弁護士介入後も、保険会社はAさんの収入を低く見積もってきましたが、交渉の結果、転職後の収入を前提とした約900万円の賠償を受け取ることができました。
就職や転職してまもなく事故に遭ってしまった場合、休業損害や逸失利益を算定するための収入について争いとなることがあります。今回のケースでは、以前の収入や転職後の毎月の収入を検討し、「事故がなければ当然これくらいの収入はあったはず」と保険会社を説得することができたことにより、Aさんの満足する結果となりました。