この事例の依頼主
女性
相談前の状況
仕事の関係で付き合いのある人から,性行為を求められるなどのセクハラ被害を受けているとの相談でした。極めて不快な思いをしたため,慰謝料請求をしたいが,セクハラにあたるのか,あたるとしてどの程度の慰謝料を請求できるのかがわからないとのことで,ご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
ご相談者のお話を聞き取り,セクハラの存在と相当額の慰謝料は発生すると考え,直ちに加害者に内容証明郵便を送りました。加害者にも弁護士がつき,慰謝料額の交渉が行われましたが,こちらの請求金額満額の支払いを受けることができました。
慰謝料請求に当たっては,行われたハラスメントの内容や加害者の地位・経済力などを考慮して金額を設定する必要があります。本件は,最初に立てた作戦が功を奏したものです。