この事例の依頼主
女性
相談前の状況
内縁DVに苦しめられていた女性が、男性を刺した事件。地裁段階では、殺意を争っていたが、みとめられず長期の懲役刑だった。
解決への流れ
殺人未遂罪の在名は変わらなかったものの、刺した後の女性の行動は中止未遂にあたると主張し、これが認められ、大幅な減刑となった。
女性
内縁DVに苦しめられていた女性が、男性を刺した事件。地裁段階では、殺意を争っていたが、みとめられず長期の懲役刑だった。
殺人未遂罪の在名は変わらなかったものの、刺した後の女性の行動は中止未遂にあたると主張し、これが認められ、大幅な減刑となった。
殺すつもりがなくても、人が死にかねない危険な行為をした認識があれば殺意があるということになります。現実の言葉遣いと裁判所の言葉では、意味に違いがあることがあります。この点について、丁寧に説明をして、殺人未遂が成立するとしてもという主張をすることを納得してもらい、その結果、地裁では主張されなかった主張ができ、結局は刑の減刑にもつながりました。DVによる慢性的なストレス、出口のない絶望感について、丁寧に主張していきました。