Ａさんは、勤務先の経営が悪化し、給与が減額されたことがきっかけで、借金をするようになりました。その後も収支状況は改善せず、生活費が不足するたびに借金を繰り返すようになり、あるときからは、借金を返済するために、また別の借金をするような状況に陥り、雪だるま式に借金が増大していきました。

Ａさんは、借金が500万円以上に達していた一方で、大きな財産（持ち家や車など）がない状況でした。そのため、借金の免責決定を受け、再度、生活を立て直すために破産手続をとることとしました。その後、家計の支出を見直していただき、ご自身の収入の範囲で生活していただくようサポートしつつ、破産手続きを進め、無事に免責決定を得ることができました。