この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご依頼者(30代女性:会社勤務)が自動車を運転、走行中に対向車センターラインオーバー事故の被害を受ける。事故当初から弁護士へ依頼した場合の違いを確認したく来所いただき、ご依頼いただきました。ご相談時点で、交通事故の裁判基準について説明、相手方保険会社は後遺障害なしの提示を受け、後遺障害等級認定取得の手続きを進めました。相手保険会社へは、裁判所基準での休業損害、慰謝料、後遺障害慰謝料・逸失利益の交渉を行いました。
解決への流れ
損害賠償損害金 当初155万円から351万円へ。 ( 196万円の増加 )
本人が、相手方保険会社から損害賠償金額の提示を受け、提示金額に納得がいかずに来所されました。入院治療は無かったものの、頸椎捻挫・胸部打撲の症状で約7ヶ月の治療期間を要しました。依頼者の身体状態を確認したところ後遺障害等級認定が妥当であると判断し、後遺障害等級の獲得へ向け、依頼者に対して自身の身体状態を正確に担当医師に伝え、後遺障害診断書の書き直しを依頼。後遺障害等級14級の認定を受けました。後遺障害逸失利益は、労働能力喪失率5%、喪失期間5年とし、後遺障害慰謝料についても、当初の任意保険基準での提示から裁判基準にて計算し直し、あわせて188万円を得ました。弁護士費用については、依頼者の加入任意保険の弁護士費用特約を活用することで依頼者は金銭負担なく、弁護士へ交渉の依頼が出来て解決に至りました。今回のように長期の治療と後遺障害認定のあるケースで相手保険会社と一般の方が対等に交渉することは困難です。当事務所へご連絡いただいくことで交渉のストレスから開放され、ケースによっては今回のようにそれ以上の結果を得ることが可能です。